特別記事 昭和大学における臨地実習への「臨床教員制度」の導入・4
臨床教員からの成果報告と制度全体の振り返りから見る今後の展望
福地本 晴美
1,2
,
市川 幾恵
3
1学校法人昭和大学保健医療学部看護学科
2昭和大学病院 看護部
3学校法人昭和大学 看護キャリア開発・研究センター
pp.722-728
発行日 2016年8月10日
Published Date 2016/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200519
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学校法人昭和大学は,医・歯・薬および保健医療の4学部からなる医系総合大学として,法人全体で優れた実践者の育成を目指している。その一環として保健医療学部看護学科では,2012年度から一定の要件を備えた附属病院の臨床看護師を,臨地実習の指導者である「臨床教員」と位置づけ,効果的な卒前・卒後教育の展開を図っている。
本シリーズでは,「臨床教員制度」の導入からその成果,今後の課題を4回にわたって紹介する。最終回となる第4回は,前回に引き続き臨床教員の当事者から成果を報告していただくとともに,同大学看護キャリア開発・研究センター長の市川氏から制度全体の振り返りと今後の展望について考察していただく。
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