特集 地域で暮らすがん患者への包括的支援 病期の進展を見据え,移行期を支える体制づくり
緩和デイケアと地域がんサポートチームを基盤とする包括的な在宅療養患者支援—愛知県がんセンター愛知病院の実践から
青山 良枝
1
1愛知県がんセンター愛知病院 看護部
pp.148-153
発行日 2016年2月10日
Published Date 2016/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200391
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現在,地域包括ケアシステムが進展する中で,がん患者への包括的な在宅療養支援が求められている。愛知県がんセンター愛知病院では2006年に緩和ケア病棟を開設して以来,緩和デイケア,地域がんサポートチーム,専門看護外来とその役割と機能を発展的に拡大させ,自宅で療養を続ける患者・家族への支援や地域の在宅医療者との協働につなげてきた。本稿では10年に及ぶ同院の活動を振り返る。
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