特集 クリニカルナースリーダー ケアプロセスの質を保証する新たな役割
臨床看護実践の質を高め,ケアのアウトカム改善をリードするクリニカルナースリーダー(CNL®)の役割
竹熊カツマタ 麻子
1
,
ゴーデイナ・ダーモディー
2
1聖アンソニー・メディカルセンター
2ワシントン州立大学看護学部
pp.1084-1092
発行日 2015年12月10日
Published Date 2015/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200339
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臨床実践の現場および研究・教育の現場の声を十分に取り入れながら,その協働によって2007年に創られた米国の新しい高度実践看護の役割である「クリニカルナースリーダー」(Clinical Nurse Leader:CNL®)。本稿では,米国におけるCNL開発の背景,期待される役割,必要となる教育プログラム,臨床での実践内容,そして日本へのCNL導入の可能性について,CNLの認証を持ち米国の看護臨床と教育の現場で活躍するとともに,本特集で執筆を担う日本の看護師と共同学習を続けている竹熊カツマタ麻子氏らに,総論として解説していただく。
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