特集 最期まであなたらしく生きることを支える「アドバンス・ケア・プランニング」 今後を見通したケアを計画する対話を通じた支援のプロセス
最期まで自分らしく“生ききる”ことを支える—病院と在宅の連携に基づく「アドバンス・ケア・プランニング」の推進を
宇都宮 宏子
1,2
1在宅ケア移行支援研究所
2宇都宮宏子オフィス
pp.10-18
発行日 2015年1月10日
Published Date 2015/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200074
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
筆者は,訪問看護の経験を経て病院に戻り,看護師による退院支援・在宅療養移行支援の活動を牽引してきた。本稿では退院支援の本質が,人生の再構築に向けた「意思決定支援」および「自立支援」のプロセスであることを今一度,読者と共有するとともに,地域包括ケアシステムが伸展する中で,地域・在宅との協働のもと,さらに早期からの節目節目での支援として「アドバンス・ケア・プランニング」を推進するための考え方を提示する。
Copyright © 2015, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.