特集 最期まであなたらしく生きることを支える「アドバンス・ケア・プランニング」 今後を見通したケアを計画する対話を通じた支援のプロセス
扉
pp.9
発行日 2015年1月10日
Published Date 2015/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200073
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
わが国の高齢化率は25%を超え,2025年に団塊の世代が後期高齢者となるピークを迎える。これまで経験したことのない多死社会を迎えた今,「最期まであなたらしく生きることを支える」ための意思決定支援,アドバンス・ケア・プランニングが重要である。
治療期を終えた患者が人生の最終段階を考えるための意思決定を,病院看護部はいかに支援すればよいのだろうか。地域包括ケアシステムにおける在宅側との連携のありかたとはどのようなものだろうか。
本特集では,在宅・地域と連携した人生の最終段階における意思決定支援,アドバンス・ケア・プランニングの理想のありようを,在宅療養移行支援の第一人者からの提言や,専門看護師による質の高い倫理的看護実践から探る。
Copyright © 2015, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.