特集 あなたの病院はどうしますか? 2014年診療報酬改定が迫る「病床機能選択」「早期在宅復帰」のインパクト
【座談会】診療報酬改定から再考する自施設の役割―施設基準厳格化が迫る「選択と集中」
福井 トシ子
1
,
邉見 公雄
2
,
平野 一美
3
,
熊谷 雅美
4
1日本看護協会
2全国自治体病院協議会
3磐田市立総合病院
4済生会横浜市東部病院
pp.726-735
発行日 2014年8月10日
Published Date 2014/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103154
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
2014年診療報酬改定は,2013年8月の「社会保障制度改革国民会議」報告書に基づき基本方針が描かれ,実施された。前回改定に続き,2025年に向けた「社会保障・税一体改革」の方針が貫かれたほか,施設基準の厳格化が迫った病院機能分化は,特に「7対1病院」に大きなインパクトを与えた。
本座談会では今回の改定全体への評価についてお話しいただいたほか,診療報酬改定を契機に地域内における自施設の役割を明確化する道筋と,限られた医療資源を再編・活用し,患者・住民が安心できる地域の医療提供体制づくりに向けて,看護管理者が果たすべき役割についてお話しいただいた。
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.