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看護職の働きたい気持ちをサポート―なごやナースキャリアサポートセンターの活動
服部 典子
1
,
青木 ゆかり
1
,
石井 賀洋子
1
,
藤原 靖子
1
1名古屋市立中央看護専門学校 なごやナースキャリアサポートセンター
pp.578-583
発行日 2014年6月10日
Published Date 2014/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103110
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医療の現場は,団塊の世代が後期高齢者となる2025年問題への対応を迫られている。多死社会,在宅医療の推進,地域包括ケアシステムの整備等が進む中,看護師はキーパーソンとして期待されており,活動の場も拡大され,看護職の資質の向上と数の確保が求められている。
2013年の日本看護協会による病院における看護職員需給状況調査1)の結果によると,2012年度の看護職員の離職率は常勤11.0%,新卒7.9%といまだに高い。看護師不足が続く中,資格を持ちながら勤務していない「潜在看護師」の活用が求められている。潜在看護師の中には,日々進歩する医療技術に不安を感じ,復帰の一歩を踏み出せていない者も多い。
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