シリーズ 看護におけるダイバーシティ・マネジメント 男性看護師のキャリア支援と,より働きやすい就労環境整備に向けて・3
男性看護管理者が考える,看護現場で男性が発揮する力
林 真樹
1,2
1市立岸和田市民病院看護局
2大阪府看護協会男性看護師委員会MIKE
pp.584-587
発行日 2014年6月10日
Published Date 2014/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103111
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厚生労働省の調査によれば,2012年に男性看護師は就業看護師の6.2%を占めている。働き方やキャリアに対する多様な価値観に対する支援=ダイバーシティ・マネジメントが求められる世の中にあって,男性看護師のキャリア支援策の充実は,看護管理における大きなテーマである。
本シリーズでは,男性看護師のキャリアに対する志向性,職場で置かれている実情などを明らかにしながら,男性看護師がよりいきいきと就労し続けることができる職場づくり,キャリア支援策について考える。
シリーズ第3回では,「大阪府看護協会男性看護師委員会MIKE」委員長であり,看護管理者である林真樹氏に,ご自身のキャリア,MIKEの活動を振り返っていただきながら,男性看護師が組織にいるメリットや,今後男性看護師に求められていく能力について述べていただく。
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