特集2 患者・スタッフの安全を守る院内急変対応システム 施設状況に応じたRRS導入と運用のヒント
【Q&Aで解説!】院内急変対応システム「RRS」導入と運用のコツ ―これから始めようとする病院/うまく稼働できていない病院へのヒント
小池 朋孝
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1北里大学病院 救命救急センター・RST/RRT室
pp.550-551
発行日 2014年6月10日
Published Date 2014/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103101
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現在本邦では,院内急変対応システムRRS(Rapid Response System)を導入する施設が急速に増えています。RRSは導入しただけでは効果がなく,うまく機能させる必要があります。院内で賛同を得ること,RRSの浸透に向けたスタッフ教育の必要性,継続的な運営に向けたマンパワーの確保,などが現状の課題として考えられます。
本稿では,これまでにRRSの導入を考えている施設から受けた質問の中から,特に重要と思われるものを取り上げ,その回答を述べます。RRSの導入と運用に悩んでいる施設のご参考になれば幸いです。
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