調査報告
新人看護師のバーンアウトとソーシャルサポート源
駒田 安紀
1
,
近藤(有田) 恵
2
,
赤澤 千春
3
,
中嶋 文子
4
,
カール ベッカー
5
1京都大学大学院人間・環境学研究科
2天理医療大学医療学部看護学科
3京都大学大学院医学研究科人間健康科学
4椙山女学園大学看護学部
5京都大学こころの未来研究センター
pp.382-386
発行日 2014年4月10日
Published Date 2014/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103054
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背景と目的
これまでの若手看護師に着目したバーンアウト研究では,経験年数3年未満の群と4年以上の群との比較では前者の方がバーンアウトに陥っている1),年齢の若い看護師の方がバーンアウト状況にある2)などの報告がなされている。また,経験年数が1年未満の群と1年以上の群を比較して,前者がよりバーンアウト状態にあること3),バーンアウトのサブスケールの中でも情緒的疲弊が有意に高いこと4)が報告されており,経験年数の浅いあるいは年齢の若い看護師のバーンアウトの解決が喫緊の課題となっている。
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