介護施設における看護の役割と看護管理者への期待―日本看護協会の支援策と今後の展開

　地域の介護施設（介護老人保健施設，特別養護老人ホーム，グループホーム等）における医療的ケアや看取りの必要性が高まりつつあるなか，介護施設のなかで看護職が果たす役割はますます大きくなっている。日本看護協会では，介護施設で働く看護職員の実態調査や，『介護施設の看護実践ガイド』（医学書院）の作成など，介護領域における看護の機能強化に向けた取り組みを続けている。それらの取り組みについて，また介護施設において看護管理者の担うべき役割や可能性について，齋藤訓子常任理事にお話をうかがった。