連載 専門看護師の臨床推論+・18
パニック状態に伴う不安のアセスメントと対応
白井 教子
1
,
大生 定義
2
,
井部 俊子
3
1北里大学病院
2立教大学
3聖路加看護大学
pp.598-602
発行日 2013年7月10日
Published Date 2013/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102823
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患者の不安をアセスメントし,ケアするにあたり,不安のタイプ,症状,要因,患者背景などを統合したアセスメントの結果から,介入方法を考える必要がある。このシリーズで前回担当した事例(2012年8月号)も「不安」であったが,その際は薬の副作用による不安焦燥感と間違えられがちなアカシジアが要因であった。今回は,不安の症状に対して,事前に得た情報と面接を行ないながら推論を進め,その場面での有効と考えた介入を行なった事例を紹介する。なお,事例は,診断名,経過,事例のプロセスに問題ない程度に内容を変え,匿名性に配慮して記述している。
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