特集 マネジメントリフレクションで管理の質向上をめざす
評価の方針とその後の活用
河野 秀一
1,2
1株式会社サフィール
2看護管理総合教育研究センター
pp.926-929
発行日 2012年10月10日
Published Date 2012/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102581
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看護マネジメントリフレクションを導入した結果
看護マネジメントリフレクションの内容やねらいについては,おわかりいただいたと思うが,実際実施した結果はどうなのであろうか? 現場でどのような状況で,どのような変化があるのであろうか? 導入したいくつかの施設で共通するのは,以下の3点である。
●導入当初は時間がかなりかかる(一人ひとりのリフレクション時間が長い)が,だんだん慣れて短くなる
●最初は,課題の原因を「他人」などに求めがちであるが,回を重ねるごとに「自分」の問題と捉えるようになってくる
●看護師長間の距離が縮まり,前向きな対話ができるようになり,リフレクションの内容がより具体的になってくる
では,一つひとつ見ていこう。
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