特集 多職種協働で推進する医療の力 先進的かつ効果を上げアウトカム評価がなされている事例より
リンクナースの活用で現場に根差した活動の推進―武蔵野赤十字病院におけるICTの活動
都倉 広子
1
,
若林 稲美
1
1武蔵野赤十字病院
pp.462-466
発行日 2012年6月10日
Published Date 2012/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102454
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
チーム医療の推進は,今やあらゆるところで語られている。慢性疾患,悪性疾患の増加は医療環境に変化をもたらし,高度化,複雑化が増す医療に対して,医療に携わる専門職者がそれぞれの専門性を高めながら,患者・家族にケアを提供することが重要になってきている。武蔵野赤十字病院(以下,当院)では,2002(平成14)年から複数のチームをつくりチーム医療を推進してきたが,2011(平成23)年度,厚生労働省のチーム医療推進方策検討ワーキンググループで検討された「チーム医療推進事業」において感染管理分野をはじめ3つの分野で事業委託施設として選定された。
本稿では感染管理チームの活動の実際を紹介する。
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.