巻頭対談
日本の看取りはどう変わるのか―高齢者が急増する時代の終末期医療を考えるヒント
大井 玄
1
,
山本 則子
2
1東京大学
2東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科
pp.83-89
発行日 2012年2月10日
Published Date 2012/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102334
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高齢化が進み,日本の急性期病院にも高齢者があふれるような状況が迫ってきている。しかし,現在の医療制度と医療環境は患者たちの変化に十分に沿っているとはいえない。そのような状況のなか,病院の看護管理者たちは,この変化にはたしてどう対応していくのか。終末期の人ができる限り平穏に過ごし,その家族たちが,看取ってよかったと思える医療を提供するためにはどうすればよいのか。看護管理者として考えるべきこと,できることを探る。
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