連載 看護のアイデア・4
点滴中の着替え,困っていませんか? 点滴対応パジャマ
安田 みゆき
1
1こあら
pp.1184-1185
発行日 2010年12月10日
Published Date 2010/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101910
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点滴対応パジャマが欲しい!
私の2人目の子どもが3歳のとき,肺炎で急遽入院となりました。パジャマは持ち込みとなっているため,普段のパジャマを着せたのですが,3歳児のパジャマの袖に点滴バッグが通るはずもありません。看護師は着替えのたびに輸液ポンプを止め,点滴チューブの接続部を外しますが,それは,接続部の汚染,空気混入,輸液ポンプの再起動忘れにつながりますし,一度緩めてしまった接続部は外れやすく,医療事故のリスク要因なのです。
また,肺炎の入院となると発汗のために着替えの回数が多くなりますが,そのたびに看護師を待たねばなりません。付き添う母親にはこの時間がほんとうに長く感じられ,怒りをおぼえることもあるのです。
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