特集 病院サービスの新しいメニュー
外来点滴センター
寺井 美峰子
1
,
玉橋 容子
2
1聖路加国際病院外来点滴センター
2聖路加国際病院
pp.407-409
発行日 2001年5月1日
Published Date 2001/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903267
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聖路加国際病院では,主に外来の点滴治療を集中的に行う場として,1999年6月に外来点滴センターを開設した.このセンター開設の経過と現状について紹介する.
数年前から外来点滴センターの必要性が認識され,ニーズ調査や設置可能な空間の模索が行われていた.一方で,1999年4月から土曜日の外来休診が実施されることになり,1日当たりの外来患者数と外来担当医師数が増加することから,診察室と処置室の不足が予測され,対策を考える必要があった.検討の結果,検体検査部門の業務効率化に伴って出現した余剰スペース(約170m2)を利用して,外来点滴センターを開設することが決定した.
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