連載 ビジョナリーホスピタル――将来の医療を見据えて・10
[座談会]全国社会保険協会連合会 地域医療提供体制のロールモデルをめざして
伊藤 雅治
1
,
千葉 はるみ
1
,
星野 惠美子
2
,
熊谷 靖代
3
1社団法人全国社会保険協会連合会
2社会保険船橋中央病院
3社会保険中央総合病院看護科
pp.953-959
発行日 2010年10月10日
Published Date 2010/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101869
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戦後間もない時期の国民皆保険体制の確立とともに全国各地に誕生した社会保険病院。社団法人全国社会保険協会連合会は,全国の社会保険協会を統括する組織であり,社会保険病院の経営を委託されるなどして,すでに約半世紀の歴史をもつ。
しかし,国民医療費などが増大し続けるいま,国の政策として社会保障のあり方が問われているなかで,伊藤理事長の強力なリーダーシップにより,地域で必要とされる病院へとその存在意義をシフトさせ,新たな役割を見出した。揺れる政局の影響を受けながらも,経営基盤の安定化が進められ,地域住民への切れ目のない効率的な医療を提供するモデルをめざす。
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