特集 看護現場に経営学的視点を
扉
pp.189
発行日 2010年3月10日
Published Date 2010/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101690
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政権交代により,新政権では「コンクリートから人へ」の理念のもと,命を守る予算が組まれた。しかし,深刻な財政赤字の折,国民が期待し,マニフェストで謳われたものとは決していえない内容となった。そうした状況で,診療報酬改定に向けて熱い議論がなされる一方,各医療機関では常に経営改善への努力を強いられ,国民のニーズに沿ったサービスをいかに提供するか,が問われている。
いま,医療サービス提供の最前線に立つ看護管理者にとっては,健全な経営を維持し,良質のサービスを提供することをどのように実現させていくかのアイディアを出していくチャンスである。
本特集では,経営学的な視点のもち方を考え,限られた予算のなかで,いかにモチベーションを高め,人材を育成していくか,さらに,求められるサービスに豊かな発想をもって応えていくためのきっかけとなることをめざした。
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