特集 患者を受け入れるための病床管理の工夫―地域の安心を守る取り組み
地域医療連携センターにおける共通病床・空床利用による病床管理
岩谷 友子
1
1九州大学病院地域医療連携センター
pp.336-342
発行日 2009年5月10日
Published Date 2009/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101458
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2003(平成15)年に創立100周年を迎えた九州大学病院(以下,当院)は,福岡県の東北端にある人口140万人の福岡市中心部に近い東区に立地している。
2004(平成16)年度より国立大学法人となり大学独自の運営と工夫が求められるなか,当院は診療・研究・教育・経営のバランスのとれた病院をめざしている。2002(平成14)年4月にⅠ期棟へ外科系病棟が移転し,2003年10月には医学部,歯学部,生体防御医学研究所の3附属病院が統合され,九州大学医学部・歯学部・生体防御医学研究所附属病院(呼称:九州大学病院)となった。2006(平成18)年4月にはⅡ期棟へ内科系病棟が移転し,臓器別病床配置を実施した。外来棟は2009(平成21)年Ⅲ期棟完成後に移転予定である。
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