連載 国際看護師協会(ICN)学術集会レポート・1【新連載】
問題を共有し,ともに立ち向かう
内木 美恵
1
,
中村 裕子
1
1大森赤十字病院
pp.780-783
発行日 2007年9月10日
Published Date 2007/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101024
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さる5月30日から6月1日までの3日間,ICN(International Council of Nurses/国際看護師協会)学術集会が横浜国際会議場にて開催され,109か国から約3600名の看護職が集まった。ICNは,各国の看護師協会(National Nurses' Association/NNAs)からなる組織であり,1899年に設立され,125か国(2003年現在)が加盟しており,現会長を南裕子氏が務めている。日本での開催は1977(昭和52)年の第16回東京大会以来30年ぶりであった。
今回のテーマは,「最前線の看護者たち:予期せぬ事態に立ち向かう」であり,看護の現場で世界共通に問題となっている事柄が議論され,それぞれの問題に対して看護職1人ひとりが考え,参画していくことの重要性が語られた。
本連載では,3回にわたってその内容の一部をレポートしていただく。
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