特集 「キャリア中期看護師」をいかに育てるか
扉
pp.481
発行日 2007年6月10日
Published Date 2007/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100962
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5年以上の臨床経験をもつキャリア中期の看護師には,「中堅看護師」として自分の強みをもち,看護師としての知識・技能を最大限に活かした看護実践を行なうことが求められている。さらに所属するチームのなかでは,リーダーとして他者に影響を与え,指導力や調整力,交渉力を発揮することが必要とされる。
一方で,管理者には,彼らキャリア中期看護師の力をどのように引き出し組織に活かすか,また,いかにキャリアアップを支援していくかが問われている。
本特集では,「キャリア中期看護師の臨床実践力測定尺度 ver.3」を取り上げる。この尺度を用いて自己の臨床実践力を認識し,見直すことにより,より具体的に強化すべき事柄が見えてくる。キャリア中期看護師が自らキャリアアップを図るための一助として,研修会に取り入れた事例などを紹介する。
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