連載 自律してケアを提供できるセルフマネージングチーム[6]
メンバーはチームの問題解決能力が上がったと感じたか
福井 トシ子
1
1杏林大学医学部付属病院看護部
pp.799-804
発行日 2004年9月10日
Published Date 2004/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100758
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看護者1人ひとりが,チームメンバーにサポートされながら意思決定でき,問題解決できる看護集団を目指して,2002年2月からセルフマネージングチーム制を導入した,1)。前回は,客観的な評価方法(インベントリーの測定,チーム間の肯定的評価,チーム活動の振り返り)を用いて,導入前後の変化について紹介した。
客観的に評価できたチームの変化について,チームメンバーはどのように感じているだろうか。新しいマネージメント方式がチームメンバー1人ひとりにとってどのような意味を持つのかを明らかにしていくことは,チーム活動を発展させていくために重要である。
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