連載 スクラブ・ナース 1年生・3
アメリカの看護基礎教育事情
鈴木 美穂
1
1ニューヨーク市内の大学病院
pp.680
発行日 2005年8月10日
Published Date 2005/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100224
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先学期,非常勤講師として学部(Undergraduate)の基礎看護学とフィジカルアセスメントの学内演習(Recitation & Lab)を担当させてもらう機会を得た。学部の学生がどのような教育を受けているのか,じかに学生と触れ合うことができたのはとても貴重な経験だった。
基礎看護学もフィジカルアセスメントも,通常の4年課程プログラムでは,日本と同様に2年目に履修するが,当大学の学部の学生の3分の2は学士入学者であり,15か月の最短コースの学生は最初の学期に履修することになる。一学期に基礎看護学とフィジカルアセスメントを履修する学生はおよそ120名であり,学内演習は20~30名程度のグループに分かれて行なわれる。
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