連載 21st Century Message from World to World・1【新連載】
Information and Communications Technology—Nursing's future role
Paula M Procter
1
,
猫田 泰敏
2
1School of Nursing & Midwifery, The University of Sheffield
2東京都立保健科学大学看護学科
pp.255-262
発行日 2001年6月15日
Published Date 2001/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900617
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プロクター女史は,英国の看護情報学の第一人者として常に先駆的なプロジェクトを立ち上げるなど国際的に活躍され,またEUの看護教育の発展にも心血を注いでおられます(主な業績はhttp://www.shef.ac.uk/~nrlpp/index.html)。私は看護情報学を「人々の生活を支援するために,看護ケア・看護研究・看護教育・看護行政など看護のすべての分野で扱われるデータ・情報・知識を,情報処理と通信技術を活用して,その分野の目標に最も効果的に利用する方法を研究する看護学の一分野」と捉えていますが,本稿ではこの看護情報学の基盤領域をめぐる根本的な考察が示されています。
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