研究
高齢者の転倒と身体機能に関する基礎的調査研究
鈴木 みずえ
1
,
大友 昭彦
2
,
山田 紀代美
2
,
首藤 美智子
3
,
渡邉 祐子
4
,
加納 克己
5
,
土屋 滋
5
1筑波大学大学院医学研究科博士課程
2筑波大学大学院医学研究科修士課程
3社会福祉法人博慈会博慈園
4筑波大学医学統計資料室
5筑波大学社会医学系
pp.471-481
発行日 1993年8月15日
Published Date 1993/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900160
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特別養護老人ホームに居住する高齢者を対象に転倒者の身体機能を明らかにするためにバランス・歩行の観察による評価,脚力,握力,開眼および閉眼片立ち,重心動揺計による計測を行なった。対象者45名をADL良好群(22名)とADL不良群(23名)の2群で分け解析し,以下の結果を得た。
1.高齢者用歩行・バランス評価では,ADL不良群の転倒者が有意に評価得点が低かった(p<0.05)。
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