英語論文へのアプローチ
誤訳のすすめ(9)
内海 滉
1
1千葉大学看護学部附属看護実践研究指導センター
pp.183-189
発行日 1991年4月15日
Published Date 1991/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900019
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ひき続いて,NRの論文を検討してゆこう。前号の続きVol. 30, No. 1, pp. 35-36のくだりである。
「結果と考察」すなわち,結果的データをひき合いにだして,この著者の考えを述べている箇所で,論文としては最高に面白いところである。すでに「仮説I」が終わり「仮説II」以下となる。「仮説I」では,治療的接触を受けた被検者群で,介入前後の不安値が有意に変わることを検討し,支持した。
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