特集 M-GTA その進化と展望
【座談会】
M-GTAの醍醐味と可能性—①それぞれのM-GTAとの出会いとその魅力を語る
山崎 浩司
1
,
林 葉子
2,3,4
,
長山 豊
5
,
唐田 順子
6
,
丹野 ひろみ
7
1信州大学医学部保健学科成人・老年看護学領域
2JH産業医科学研究所
3日本女子大学看護学部
4M-GTA研究会(東京)
5金沢医科大学看護学部精神看護学
6国立看護大学校看護学部母性看護学
7桜美林大学臨床心理センター
pp.551-563
発行日 2020年12月15日
Published Date 2020/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201826
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山崎 M-GTA(修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ)研究会は今年で設立20周年を迎えました。この20年間で,おそらく日本の,特に保健医療領域における質的研究をけん引してきた部分も大きいのではないでしょうか。本日はM-GTAの醍醐味と可能性,この質的研究方法論の魅力について,M-GTA研究会の世話人兼スーパーバイザーである私たちで存分に語り合いたいと思います。
まずは,5人の中で最初にM-GTAを使おうと考えて研究を始められ,実際に研究会の設立にも携わられた林葉子先生から,なぜM-GTAを使った研究をしようと思ったのか,M-GTA研究会の設立の経緯とも絡めてお話しいただきたいと思います。
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