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                                焦点 ソーシャル・サポート・3
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    ソーシャル・サポートと構成的発達モデル
                                    
                                    
                            
                            
                                    
                                    Social Support and the Constructive-Developmental Model
                                    
                                    
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                        
                                            
                                                Edythe S. Ellison
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                松谷 美和子
                                            
                                            2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                  1Illinois大学看護単科大学Academic Affairs
                
                
                  2元:聖路加看護大学
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.337-342
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1987年7月15日
                  Published Date 1987/7/15
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200934
                
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- 1ページ目 Look Inside
このシンポジウムの目標は,看護実践および研究に関するソーシャル・サポートの概念をより深く理解することにある。我々は今,ソーシャル・サポートに対する具体的な考察から,健康や福祉へのソーシャル・サポートの貢献度に対するより現実的な評価へ移ろうとしている。ここでは生涯発達理論に関連するソーシャル・サポートの概念を次の2つの観点から述べる。まず,個人個人の心理社会的発達段階によって"ソーシャル・サポート"の意味が異なるであろうこと。さらに,既に知られているようにソーシャル・サポートは,ある人間発達の特定の段階に大きな実践的価値をもつであろうこと。
ソーシャル・サポートは人によって異なった意味をもち,1人の人間の生涯における時期によっても,異なった意味をもつという考えは,目新しいものではない。KahnとAntonucci(1980)は,人間の全生涯のアタッチメント関係の過程に関する画期的な論文でこの考えを発表した。彼らは異なった年代の人々に認められるソーシャル・サポート・ネットワークの変化する構造に対して,コンボイという新たな用語を使った。Gottlieb(1983)は社会的能力とソーシャル・サポートの授受の関係に関する研究と情報がさらに必要であることを明らかにした。

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