研究を志す人のために 座談会
臨床で研究する上での問題点
野中 淳子
1
,
松尾 ミヨ子
2
,
加藤 光宝
3
,
落合 芙美子
4
,
飯田 澄美子
5
1神奈川県立こども医療センター
2九州大学医学部附属病院
3東京大学医学部附属病院
4国立身体障害者リハビリテーションセンター
5神奈川県立衛生短期大学
pp.80-95
発行日 1984年1月15日
Published Date 1984/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200785
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飯田 きょうは卒後の研修施設をご卒業になられて数年経過された方々にお集まりいただき,臨床で研究活動を追求されながら感じておられる問題などを,お伺いしたいと思います。現実は理想と違いまして,いろいろな問題があるんじゃないかと思いますので,危憚のないご意見なりご感想を出していただいて,多くの方々の今後の研究活動の方向づけがそれでできれば,現実に足をおろした活動ができるのではないかと思っているわけです。
最初に,それぞれ自己紹介を兼ねて,卒業された研修機関で,1年あるいは6か月の間に,どういう形で研究というものを学ばれたのか,そのプロセスの中でどういうことを学んでいらしたのか,また,卒論ではどんなことを全体として学ばれたのか,そんなところを出していただければと思います。
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