特集 看護研究における参加観察法
第Ⅱ部 参加観察法
6.看護における参加観察法の目的
S. Y. フェーガーハフ
pp.291-292
発行日 1982年5月25日
Published Date 1982/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200710
- 有料閲覧
- 文献概要
看護の分野で参加観察法を用いる目的について述べたい。まず第1になんらかの概念を生み出すということである。参加観察法を用いてある概念,あるいは理論を生み出すと,それは同時に,それから先さらに研究していくための基礎になるのである。
病院の組織,看護婦,看護の仕事に関するたくさんの命題がある。そのような一般的な広い命題について,焦点をしぼって,さらに研究を進めていくということができるのである。
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.