Japanese
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海外文献集 評価の研究
序文
評価の研究:看護ケアのアセスメント
Evaluation Research: Assessment of Nursing Care
Norma M. Lang
1,4
,
Harriet H. Werley
2,5
,
内海 滉
3
1Wisconsin大学看護学部
2Missouri大学看護学部
3千葉大学教育学部特別教科(看護)教員養成課程
4ANA看護実践会議
5ANA看護研究会議委員会
pp.1-2
発行日 1982年1月15日
Published Date 1982/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200674
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高度の質を要求する保健ケアの保証ならびに評価(アセスメント)は,保健サービスの提供者にとっても,利用者にとっても,論義の対象とされてきた。保健サービスも,他のサービスと同様に,種種の因子が質の保証を左右すると考えねばならない。少なくとも,提供者と利用者との知識のレベルや人間の価値は重要な問題となる。質の評価と保証,アプローチの規模と方法などについて,重ねてきた努力は多大なものがある。それは保健ケア全領域においても,看護の分野においても認められる。
評価と評価研究との第一の目的は,選択決定に判断を与える有力な情報を準備することである。保健ケアの24時間の主要な部分は看護ケアであるため,看護の評価と評価研究に主力をそそぎ,その成果は広汎な保健ケア政策に還元されるべきである。看護研究が現在のように孤立したままであれば,保健ケアの政策もきわめて問題の多いものになってしまう。
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