実験研究
肘関節部位における点滴注射施行時の固定用具の工夫
阿部 純子
1
,
金山 艶子
1
,
菅野 静子
1
,
木村 悦子
1
,
小林 初江
1
,
中村 ゆき子
1
,
尾形 幸子
1
,
小野沢 イノ
1
,
高柳 美智子
1
,
吉田 敏子
1
,
好川 香代子
1
1日本赤十字社幹部看護婦研修所
pp.185-196
発行日 1973年4月15日
Published Date 1973/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200344
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
毎日多くの処置をする中で,点滴注射は治療の一端として大きな役割を占めている。
私達は,点滴注射施行が長時間にわたるための患者の苦痛を,あまりにも当然の事として受け止め,「動かさないようにして下さい」とか,「もう少しですからがまんして下さい」という言葉で,無意識の内に患者の苦痛を助長していたのではないだろうか。又,患者側も,動いてはいけない,動けないものとあきらめて,長時間の苦痛に耐えているのではないだろうか。
Copyright © 1973, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.