解説
看護研究における文献活用の基礎・1
橋本 秀子
1
1神奈川県立衛生短大
pp.199-204
発行日 1969年7月15日
Published Date 1969/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200139
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はじめに
文献は,あらゆる意味で,現在の学問的知識の基礎であり,すべての研究は文献としてその結果が集積されている。その意味で,文献は科学上の知識の宝庫であり,すべての研究者の出発点であると同時に,帰結点なのである。
あらためてここで,文献の意義・内容についてふれなければならないのには,それなりの必然性がなければならない。その必然性とは,看護領域の研究における文献量の少なさであり,同時に文献を基底とする研究態度の乏しさにあると考えられる。
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