Scope
第8回ICN INP/APNNカンファレンス報告─海外のAdvanced Practice Nurseの動向
鈴木 美穂
1
,
コリー 紀代
2
1東京大学大学院医学系研究科成人看護学/緩和ケア看護学分野
2北海道大学医学部保健学科看護学専攻
キーワード:
高度実践看護師
,
ICNネットワーク
,
専門看護師
,
処方権
,
フィンランドの医療
Keyword:
高度実践看護師
,
ICNネットワーク
,
専門看護師
,
処方権
,
フィンランドの医療
pp.692-697
発行日 2014年12月15日
Published Date 2014/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200028
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はじめに
2014年8月18〜20日,フィンランドの首都ヘルシンキにて,第8回International Council of Nurses(国際看護師協会;ICN)のInternational Nurse Practitioner/Advanced Practice Nursing Network(INP/APNN)のカンファレンスが開催された。ICNには11のネットワークがあり(表),中でもINP/APNNは最大のネットワークである。カンファレンスは2年ごとに開催され,今回は世界40か国以上から約800人の参加者があり,日本からは私たちを含め27名が参加した(写真1)。開催国フィンランドから260名以上の参加があり,興味深いことに台湾から102名の参加があった。
INP/APNNには7つのサブグループがあり,鈴木はその1つである研究サブグループのメンバーとして参加し,コリーは演題発表を行なった(写真2)。本稿では,このカンファレンスに参加して得られた経験と,その考察についてまとめる。なお本稿で引用した講演・演題については本文中に番号を付し,巻末にまとめたので参照されたい。
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