特別記事
『APAに学ぶ 看護系論文執筆のルール』から考える,研究論文を書くためのヒント―第32回日本看護科学学会学術集会/(株)医学書院共催ランチョンセミナーより
江藤 裕之
1
,
前田 樹海
2
1東北大学大学院国際文化研究科
2東京有明医療大学看護学部
pp.434-441
発行日 2013年7月15日
Published Date 2013/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681100812
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なぜ『APA論文作成マニュアル』の“日本語版”が必要だったのか
江藤 江藤と申します。APAという名前には,皆さん親しみがあるかと思います。ですから,APAとは何かをここでは深く語りませんが,なぜ私たちが『APA論文作成マニュアル』(以下,APA)を翻訳し,そして,この日本語版『APAに学ぶ 看護系論文執筆のルール』を出すことになった経緯をお話したいと思います。
前田先生と私は5~6年ほど前まで,同じ大学の同僚でした。長野県看護大学で私は英語を,前田先生は看護の基礎分野を担当されていました。
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