特集 データでみる「助産所のお産」 嘱託医療機関との連携で実現する安全性と継続性
2.妊娠期における嘱託医師と助産所との協働管理
土屋 清志
1
1医療法人社団均禮会 府中の森 土屋産婦人科
pp.12-13
発行日 2024年2月25日
Published Date 2024/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665202237
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助産業務ガイドライン1)では,助産所管理の希望者はバックアップ外来で最低2回以上の嘱託医師(以下,嘱託医)の診察を受けて,正常な妊娠経過を確認するように明記されています。日本産婦人科医会の嘱託医委嘱契約書案2)では,少なくとも妊娠の前期・中期・後期の3回は診察を行う契約を結ぶことが提案されています。そこで,私たちが助産所と協働管理するために注意している要点を,週数ごとに整理して示します[図]。
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