特集 後期早産児を産んだお母さんへの適切な支援とは
扉
pp.491
発行日 2021年7月25日
Published Date 2021/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665201832
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後期早産児は,在胎34週以上37週未満で出生した赤ちゃんです。超低出生体重児(出生体重が1000g未満)や極低出生体重児(出生体重が1500g未満),先天性疾患のある赤ちゃんと比べると,後期早産児は相対的に重症度が低く,入院期間も短いという特徴がありますが,さまざまな合併症のリスクは正期産の児と比べ高く,NICU・GCUへ入院した場合はお母さんは複雑な思いを抱くことになります。また,母乳育児の確立に困難が生じるケースも少なくないため,心理面を含んださまざまな支援が必要です。
本特集では後期早産児の特徴・注意点と共に,後期早産児を産んだお母さんの心情や必要な支援などを取り上げ,母児に必要なサポートを模索したいと思います。
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