連載 未来の助産師を育てています わたしたちの教育現場・56
新潟大学医学部保健学科 看護学専攻
pp.1056-1060
発行日 2019年12月25日
Published Date 2019/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665201429
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沿革とステートメント
新潟大学医学部保健学科(以下,本学本学科)の歴史は1881年,今から138年前,新潟医学校附属産婆教場にまで遡ることができます。新潟県内唯一の助産師養成機関としてその後発展を続け,1974年には保健学科の前身である新潟大学医療技術短期大学部となり,1978年には専攻科助産学特別専攻が設置(2005年に閉校),その後,1999年に設置された医学部保健学科は,看護学専攻,放射線技術科学専攻,検査技術科学専攻の3専攻からなり,保健学の教育・研究,そして地域貢献に取り組んでいます。現在,この1世紀以上に及ぶ長い歴史を受け継ぎ,4年制の学部教育の中の選択コースとして助産学教育を行っています。また,大学院保健学研究科修士課程,大学院保健学研究科博士後期課程を設置し,大学教育のための全環境を備えた完成した学科として今後のさらなる発展を目指しています。
新潟大学は新潟市内に2つのキャンパスがあり,1年次は自然と融合した広大な「五十嵐キャンパス」,2年次以降は都市の中心部に位置する坂の上の「旭町キャンパス」で学びます。新潟は東京から新幹線で約2時間と近く,また旭町キャンパスは新潟駅からバスで15分,佐渡島がみえる日本海そばの坂の上にあり環境にも恵まれています。
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