連載 りれー随筆・379
招待状の届くままに歩み続けて
羽江 和子
1
1地方独立行政法人大牟田市立病院看護部
pp.602-603
発行日 2016年7月25日
Published Date 2016/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665200534
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私は,地方独立行政法人の急性期病院に就職し,今年で38年目を迎えます。助産師として就職したのですが,急性期病院という組織に長年いるわけですので,助産師一筋とはいきません。産科で勤務したのは12年,産科以外の部署に10年,管理職になって15年です。急性期病院で働く助産師は,私のような歩みをした人は多いと思います。しかし,産科以外で働いていても,管理職になっても,助産師として培った助産観はいつも私の価値観のベースにあり,私の人生を豊かにしてくれています。
そこで,助産師としてのキャリアの積み方に迷っている方,助産師として頑張っている方,これから助産師を目指す方に,私の歩みがなにかの参考になればと思い,20歳,30歳,40歳,50歳代を振り返って書き出してみます。
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