特集 胎児心拍数モニタリングを極める 見逃してはいけないCTG波形
扉
pp.347
発行日 2016年5月25日
Published Date 2016/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665200473
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現在,多くの施設で,分娩中の胎児の状態を評価する方法として,胎児心拍数モニタリングが用いられています。
しかし,胎児心拍陣痛図(CTG)の判読に際しては,判読者の力量によって,正常か異常か迷うことが少なくありません。
そこで本特集では,なぜそのCTG波形が出現するのかを,生理学的な側面から復習するとともに,実際の症例から,絶対に見逃してはいけないCTG波形を学ぶことをめざします。
一部高度なテーマが含まれますが,産科医療補償制度の脳性麻痺事例の原因分析などにもとづく助産師が知っておくべき重要な内容です。この機会に今一度学びを深めていただければと思います。
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