扉

妊娠期から分娩期，産後にかけて，助産師が女性や家族に対して行なう助産ケアを紹介します。

単に技術の紹介だけにとどまらず，助産師は，女性が「自分が産むんだ」と自覚できるような妊娠期からの働きかけや，女性と女性，女性と社会など，人と人との出会いや地域で生活する力を育む手助けができることも書き添えていただきました。

出産で生まれるものは赤ちゃんだけではないこと，助産師は女性の力を引き出す支援ができることを，本特集を通じてあらためて意識できればと思います。