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pp.64-65
発行日 2014年1月25日
Published Date 2014/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665102691
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高血圧学会:授乳も認める治療ガイドライン改定案
日本高血圧学会は,高血圧患者の標準的な治療方法を示す「高血圧治療ガイドライン(指針)」の改定案を発表した。現行の2009年版指針は,出産後の女性が血圧を下げる降圧剤を服用する場合に授乳を原則として禁止していたが,改定案は授乳を認め,使用可能な薬を列挙した。2014年4月に14年版として発刊する。
妊娠高血圧症候群を発症し,出産後も高血圧が続く女性は多い。同学会ガイドライン作成委員長の島本和明・札幌医大学長によると,母乳を通じて薬の成分が新生児に悪影響を与える恐れがあるため,服用時の授乳禁止を示していた。
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