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pp.330-331
発行日 2013年4月25日
Published Date 2013/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665102451
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子宮頸がん・ヒブ・肺炎球菌,定期予防接種に
若い女性で増えている子宮頸がんや乳幼児の死亡につながりかねない細菌性髄膜炎などを予防する3つの小児向けワクチンが,2013年度から定期予防接種に加わることが正式決定される見通しとなった。厚生労働省は2012年から,3ワクチンの定期接種化の方針を固めていたが,費用は原則的に自治体の負担となるため厚労省と総務省などの協議が続いていた。厚労省は通常国会に予防接種法改正案を提出する。
3ワクチンは子宮頸がんとインフルエンザ菌b型(ヒブ),小児用肺炎球菌で,2013年度から定期予防接種の1類疾病に加えられる。いずれも2010年度から緊急事業として公的接種が実施されているが,2012年度末で終了するため,接種を途切れさせないよう厚労省が恒久化をめざしていた。2013年4月以降も,現在と同様に継続実施される。
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