海外レポート
カナダ オンタリオ州の助産師ケイトリンを訪ねて
朝比奈 順子
1
1朝比奈助産院
pp.680-684
発行日 2012年8月25日
Published Date 2012/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665102257
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はじめに
私は2012年3月中旬に,カナダのオンタリオ州ストラトフォード(Stratford)に住む助産師ケイトリン(Caitlin Keelan)を訪問しました。彼女は昨年6月にトロントにあるライアソン(Ryerson)大学の助産師科を卒業しました。そして故郷に戻り,開業助産師としてグループで自宅出産や病院出産を始めました。
彼女は本誌63巻11号(2009年)で「カナダ・オンタリオ州の助産師制度―カナダ人助産師から見た日本との比較」と題して執筆しています。
私が彼女のところを訪問した大きな目的は,彼女がダイレクトエントリーの4年制大学の助産師科を卒業して,どのような助産師活動をしているのか知りたいということと,彼女の活動を通して日本の助産師について考えたいということです。
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