今月の臨床 多胎—いま何が問題か
分娩
18.双胎の胎位の組み合わせによる分娩方式の選択
岩崎 寛治
1
1天使病院産婦人科
pp.1492-1494
発行日 1994年12月10日
Published Date 1994/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901991
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近年,不妊症治療(排卵誘発剤・体外受精—胚移植)の普及により多発排卵に伴う多胎妊娠が増加する傾向があり,さらに妊産婦の高齢化の問題も加わり,それに対処するための対策が必要なのは当然のことと思われる.
多胎妊娠はハイリスク妊娠であり,単胎に比して約4倍高いといわれる周産期死亡率についてはとくに留意すべきであり,その分娩方式,分娩時期を症例ごとに十分考慮してのぞむべきであると思う.
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