特集 助産を学ぶということ
私が考える,助産を学ぶということ① 達人が育つための条件
山川 有紀実
1
1名古屋市立城北病院
pp.1047-1051
発行日 2006年12月1日
Published Date 2006/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100898
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はじめに
私の勤務する城北病院は名古屋市立5病院の1つであり,地域周産期母子医療センターとして認定を受けている。産婦人科病棟のスタッフは24名であるが,常に20名以上は助産師である。私が就職した頃は,年間800件を超える分娩件数であったが,ここ数年は600件ほどで推移している。
達人を目指す修行の身であるものとして,ささやかではあるが自身の経験から助産を学ぶことについて考えてみたい。
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