連載 ちょっとオランダまで 周産期ケアと助産活動の実際・1【新連載】
国境を越える人々の日常生活―オランダで暮らす人々
滝沢 美津子
1
1山梨県立看護大学
pp.698-702
発行日 2003年8月1日
Published Date 2003/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100578
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連載を始めるにあたって
第26回ICM大会(International Confederation of Midwives)は2002年4月15日から18日までオーストリアのウィーンで開催されました。日本からは約170人が参加したそうですが,この大会の「いろいろ」が私達助産師の身体のどこかに記憶としてまだ残っているのではないかと思います。
本大会のプログラムの1つにオランダの助産師と日本の助産師が講演者として立てられ,「男性助産師と助産実践」と題して講演会が行なわれました。会場には100人以上が集まり白熱したやり取りが展開されたとのレポートを,『JANニュース』や『助産婦雑誌』などで目にしました。このレポートから,日本の助産師の間ではオランダの助産師教育や活動についての興味,関心が高いことを察することができました。
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