書評
『—学生・新人看護師の目の色が変わる—アイスブレイク30』
伊藤 美樹子
1
1滋賀医科大学公衆衛生看護学講座
pp.161
発行日 2020年2月10日
Published Date 2020/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664201370
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
最近,新任期の保健師は,健康教育や資料を用いて説明するようなプレゼンが上手だという話を,とある研修会で耳にした。しかし一方で,所内の電話に出ることや家庭訪問には苦手意識があるようだとも。
つまり,発信者として一方的に伝える技術はとても器用にこなせるのに対し,携帯電話と違って相手が分からない固定電話での応対や,訪問先で相手の話を「聴く」というような,双方向のコミュニケーションはうまくないようである。
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.