連載 統括保健師の日々・35
—東京都杉並区の場合③—全国の統括保健師の皆さまの存在と活躍が心の糧
鎌倉 由起
1
1杉並保健所健康推進課地域保健担当
pp.615
発行日 2019年7月10日
Published Date 2019/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664201234
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杉並区の保健師を退職し大学等でご活躍の先生が何人かいらっしゃいます。現在国立保健医療科学院にいらっしゃる吉岡京子先生もそのお一人で,退職後も何かとお世話になっています。保健師人材育成に関しても,「杉並区保健師の10年先を考えましょう」「学会発表し,若い人たちを連れてきましょう」と背中を押してくださり,人材育成のための継承作業は,まだまだ途中でしたが,2019年1月開催の第7回日本公衆衛生看護学会の示説発表にエントリーしました。
この学会の開催地は山口県宇部市でした。杉並区では,学会への参加予算がないため経費は全て自腹となります。そのため,若い保健師達の懐を考えると一緒に行こうとは言いにくかったのですが,最終的には6人で宇部市に向かい,日中は,自治体の発表を聴いたり,ワークショップに参加したりと,興味のある分野を回りました。夜は,皆ですごく美味しいフグ料理(おそらく東京では,このようなコースは高価すぎて味わえない)を堪能しました。さすが,山口!
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